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「​ 野菜で染める。」

“BOTANICAL DYE” - “ボタニカル ダイ”とは、野菜や果物の実や皮などの自然のモノを素材とし、タンパク質を糊剤として使用するので色落ちしにくく、素材本来のもつ素朴な色を表現する染色技法のひとつです。染料に含まれた天然成分が生地に吸着するため、染め終わった後の水も透明に近い状態になり環境にやさしい染色方法です。

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―見える自然色

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​ビーツ
《学名》 Beta vulgaris
ヒユ科/フダンソウ属

ビーツはロシアの伝統的な料理であるボルシチでよく使われる「赤かぶ」のことです。「飲む血液」とも言われるビーツにはビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどの美肌づくりに必要な成分が含まれています。これらの成分により美肌が得られるとともに、赤い色素成分であるベタシアニンというポリフェノールの一種による抗酸化作用により、肌の老化も防ぐといわれています。

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―見えない自然色

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ムラサキキャベツ
《学名》 Brassica oleracea var. capitata
アブラナ科/アブラナ属

ムラサキキャベツはキャベツの品種のひとつです。葉はポリフェノールの一種であるアントシアニン系の色素を含んでおり、土壌の水素イオン指数(pH)によって色が変わるといいます。ムラサキキャベツは、通常のキャベツと味はほとんど変わりませんが、通常のキャベツと比べてビタミンAを10倍、鉄を2倍含んでおり、栄養素面でも優れた野菜といわれています。

野菜の色と栄養素はつながっています。目に見えない様々な栄養素を持って育つ野菜は、成長につれ本来の色に色づきます。野菜には素材そのものの皮や実が持つ「見える色」がありますが、染める事により、素材そのものに含まれる栄養素が持つ「見えない色」が浮き出します。ボタニカルダイは野菜の「見えない自然色」で染める染色技法です。

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